TCP Exposer

TCP ExposerはプライベートIPアドレスしか持たないサーバーにインターネットからアクセスできるようにします。
次のようなケースでぜひ使ってみてください。

自宅のPCを使ってWEBサービスを公開したい。
自宅のPCに外出先からアクセスしたい。
ローカルPCで開発中のアプリのトライアルなどで一時的に関係者や他アプリからアクセスできるようにしたい。

すぐに使えます

8080番ポートのWEBサーバーに外部からアクセスしたい場合は次のコマンドを実行します。
```
$ ssh -R 80:localhost:8080 anonymous@tcpexposer.com
```
パスワードには anonymous_password を入力ください。
実行後に表示される http(s)://foo.tcpexposer.com のようなURLで外部からアクセスできます。
22番ポートのTCPサーバーに外部からアクセスしたい場合は次のコマンドを実行します。
```
$ ssh -R 0:localhost:22 anonymous@tcpexposer.com
```
パスワードには anonymous_password を入力ください。
実行後に表示される tcpexposer.com:12345 のようなホスト名とポート番号で外部からアクセスできます。

スクリーンショット付きの使い方ページもチェックしてみてください。

ユーザー登録すると便利です

登録せずに使う場合は次の制限があります。

サブドメインやTCPポート番号はランダムに割り当てられます。
1時間で接続が途切れます。

登録することで、事前に設定したサブドメインとポート番号で接続でき、接続時間の制限がなくなります。
ただし、ユーザー登録の有無に関わらず、TCP Exposerのアップデートやネットワークの不通等で接続が切れた場合は、再度接続する必要があります。再接続を自動化するにはFAQを参考にしてください。

登録方法と使い方

登録ページからユーザー名とパスワードを登録します。
マイページから次のものを設定します。
- 利用したいサブドメイン
- 利用したいTCPポート番号
- SSH接続用の公開鍵
  パスワード認証で接続する場合は登録不要です。
  公開鍵は ssh-keygen -f yourkey -t ed25519 を実行すると yourkey.pub というファイル名で作成されます。
  RSA公開鍵にも対応していますが、上記コマンドで作成するようなED25519公開鍵を推奨します。
次のSSH接続コマンドを実行します。
なお、yournameは登録時のユーザ名を意味し、yourkeyとyourdomainとyourportは、それぞれマイページで設定した公開鍵に対応する秘密鍵、サブドメイン、TCPポート番号を意味します。
パスワード認証で接続する場合は秘密鍵の指定(-i yourkey)は不要です。
- 8080番ポートのWEBサーバーに、外部から http(s)://yourdomain.tcpexposer.com のURLでアクセスしたい場合
```
$ ssh -i yourkey -R yourdomain:80:localhost:8080 yourname@tcpexposer.com
```
- 22番ポートのTCPサーバーに、外部から tcpexposer.com:yourport というホスト名とポート番号でアクセスしたい場合
```
$ ssh -i yourkey -R yourport:localhost:22 yourname@tcpexposer.com
```